初月5万円達成!Webライティングで稼ぐコツ

副業

リモートでできる副業がとして、Webライティングが流行っているようです。この記事を見ていただいている中にも、ライティングで稼ぎたいけど自信が無いし、実際にどんな案件内容なのか分からないから不安な方も多いと思います。

そこで、今回は初心者でもすぐに稼げて、継続的に収入を上げるためのコツについて解説します。

私も文章を書くことが非常に苦手だったのですが、Webライティングで目標としていた月5万円をあっさりとクリアすることができたので、本記事の中で実体験に基づいた『稼ぐコツ』を解説したいと思います。

1.Webライティングで稼ぐコツ

私がライティングで月5万を達成できたのは、高単価な継続案件が受注できたことが全てです。

毎週1本のライティング依頼があり、報酬が5000文字で16,500円(手取で12,870円)の案件です。なので、これだけで月5万円は達成できました。週に1日(4−5時間)だけをライティングの時間にあてれば達成できるので、時給換算すると2,000円は超えてます。

Webライティングに限らず、クラウドソーシングで仕事をするのはちょっとした戦略が必要で、下準備するほどドロ沼にハマる傾向にあります。

稼ぐ前に挫折する人も多いのは、地道に実績を積んでから次のステージに進もうとするからで、準備や実績積みに意識が向いていてはいつまでも稼げないことが分かりました。

2.Webライティングは実は割に合わない。

Webライティングは割が合わないということを理解する必要があります。

いくら単価が高いライティング案件だと、記事作成する以外に掛かる時間を含めて時給換算すると割に合わないことが分かります。

というのも、Webライティングには、

①案件検索→②提案→③受注→④テーマ調査→⑤記事構成→⑥執筆→⑦納品・検収

というプロセスがあります。仮に1万円の案件でも10時間掛かれば時給1,000円です。

Webライティングで割に合わなくなってしまうポイントは大きく5つあります。

(1)なかなか案件受注できない

これが一番大きな理由ですが、実績もないライターはなかなか案件受注できません。必然的に案件の検索から提案を繰り返し、ずっと金にならない時間を費やすことになります。

(2)単価の低い案件に手を出してしまう

案件が取れないからと言って、『初心者歓迎』という謳い文句で低単価な案件に手を出すのは、自分で自分の首を締めるようなものです。

単価0.5円で5000文字の案件は2,500円です。これを①~⑦の全時間で割ると時給がいくらかを考えないといけません。時給1000円以上を目指すなら、2.5時間しか掛けられず、これではライティング品質が下がるだけで何の価値もありません。

(3)記事テーマの調査に時間が掛かる

記事テーマについて下調べしないといけないことが結構あります。

特に初めて扱うテーマの場合は、いろいろなサイト記事を調べていくなかで、『あの記事のあのネタが面白い』、『この記事の目次構成が分かりやすい』と、いろんな記事の影響を受けすぎて、参考記事を継ぎ接ぎしただけになりやすいです。

調査だけではなく、集めた情報を冷静になって整理する作業を含めると相当時間が掛かります。

(4)記事文章を推敲してしまう

そもそもライティングが苦手な方は、何度も自分の記事を見直して書き直す癖があります。大して変わらないに、言い回しや情報を付け足したりするから全体の記事構成を見直す結果になってしまいます。

(5)ライティングの勉強をしてしまう

ライティング技法や考え方を紹介する記事や動画は無数にあり、中には分かりやすくて有益なものがあります。特にマナブさんのYouTube動画は勉強になりましたが、いろんな動画を渡り歩くと収集がつかなくなり、時間を無駄に浪費してしまいます。

動画や記事で学んだことを全く同じようには出来ないので、勉強する暇があるくらいなら実際にライティングしてみて、自分なりのスキルを磨く方が有益です。

3.Webライティングで稼ぐ実践的なコツ

Webライティングが割にあわないことを理解していただけたかと思いますので、実践的なコツを紹介したいと思います。

(1)継続案件を取る

初めての頃は案件を受注するまでが大変です。何度もクラウドソーシングで案件検索して、提案文を送って、を繰り返して1週間が終わることもあり、Webライティングに限らず最も時間を削られるところです。

Webライティングで稼ぐコツは、継続案件を出してくれるクライアントを捕まえることにあると言っても過言ではありません。具体的な案件の取り方については、別の記事で紹介しています。

副業初心者がWebライティングをやってみた感想

継続案件を取るために、テスト記事を書かせる案件もあります。極端に低い金額を提示してくるところは、仮に受注できたとしても単価アップは望めないので、受けないという判断も必要です。

(2)文字単価は1.5円以上しか受けない

Webライティングは文字単価で相場感を表しますが、だいたい1円以上が初心者と経験者を分ける分岐になります。

クラウドワークスやランサーズで紹介されているライティング案件を毎日目を通していましたが、

文字単価1.5円以上は『お金が出せる業界テーマ』・『専門的な知識を求められる』・『読ませる文章力が必要』という案件だと判断しています。

1円以下の案件でスキルを磨くのも重要ですが、高単価案件を継続的に受注しないといつまで経っても換算時給が上がりません。実際の案件でスキルを磨くことが重要なので、初めから『単価XX円以上でないと受けない』という基準を設けましょう。

(3)ライティングするテーマを集約する

毎回記事テーマを調査するのは時間が掛かりすぎるので、あらかじめライティングのテーマを決めておくのが効率的です。

調査で最も時間が掛かるのは『情報の整理』です。

  • その情報は正しいか?
  • 想定読者が必要とするレベルの情報か?
  • 具体的な数字や根拠がある情報か?
  • そもそもどこで集めた情報なのか

など、記事に掲載するにふさわしい情報かを整理するだけで大変です。

このような情報の整理に時間を掛けずにするには、得意な分野や仕事で関わった分野であるのが望ましく、ライティングするテーマを統一する方が効率的です。

重要なのはお金の集まるテーマを選ぶことです。転職系・金融系(投資、クレジットカード)・BtoBサービス・Youtubeシナリオ などは単価が高く、継続発注する傾向にあり、逆にエンタメ系、ホビー系や美容系は競争率が高く、単価も低い傾向にあります。

(4)記事構成を定型化する

記事を執筆していると、途中で何度も読み返しては修正するループに入ることがあります。

記事品質を高めるには重要ですが、毎回文章を推敲しているのは無駄です。

記事修正で一番時間が掛かるのは、全部記事が出来上がってから内容修正することです。これは一部を修正すると、相関性がある前後の文章までチェックして修正しないといけないからです。

最初に見出し→中見出し→小見出しの、3階層まで記事構成を決めて、各々の階層で説明する内容を決めておけば、あとは記事執筆するだけで良い状態になります。

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<<具体的な記事構成イメージ>>

リード文

見出し1(XXは重要であることを解説)

 中見出し1(XXを裏付けするポイント1)

  小見出し1(ポイント1の具体例1)

  小見出し2(ポイント1の具体例1)

 中見出し2(XXを裏付けするポイント2)

小見出し1(ポイント2の具体例1)

小見出し2(ポイント2の具体例1)

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基本的な記事構成を持っておけば、他のライティング案件に適用できるので、非常に効率的です。

4.実際のライティング案件を紹介

ポイントを絞って解説してきましたが、なかなかイメージができないかも知れませんので、実際にクラウドワークスで初めて受注した継続案件を紹介していきます。

(1)案件プロフィール

正直、求めるスキルは満たしていませんでしたが、ITシステム開発会社に在籍していたこともあり、『PM実務経験から記事に信頼性と深みをもたらすことができます』と提案した記憶があります。

案件概要 IT転職サイトに投稿する記事で、特定のIT職種についての解説。PM(プロジェクトマネージャー)に関する解説で、転職・求人市場から注目されていることから、実際の仕事内容や必要なスキルについて解説。
報酬 文字単価3.3円(クラウド実際の手取り換算で2.5円)
文字数 5000〜6000文字
求めるスキル PMについて詳しく解説できる

転職企業で働いた経験あり

当該データでライティング実績あり

テストライティングの有無 有り。(テストの報酬額は本採用と同じ)

まず、受注されないことには始まらないので、どんな些細なことでも”過去の経験”は積極的にアピールした方が良いです。

(2)ライティングの進め方

クライアントからは、キーワードだけ渡されます。例えば『PM、スキル』というテーマで5000文字書いてください。という依頼になります

なので、自分で想定読者とレベル感を設定して、記事の目次構成を考えていきます。

想定読者として、これからPMになる若手社員に設定して、読者が知りたいことを並べます。

  • PMがどんな役回りか知りたい
  • そのために必要なスキルを学びたい
  • どうすれば評価されるのか知りたい
  • そのためにどんな勉強をすればよいのか
  • さらに成長するにはどうすればいいのか

この順番で見出しを付けると記事構成が出来上がります。

  • 1.PMとは何か
  • 2.PMに必要なスキル
  • 3.現場で見つけた使えるPM・使えないPM
  • 4.PMに必要なスキルの磨き方
  • 5.さらに評価されるPMになるには
  • 6.まとめ

これで見出しができたので、あとは各見出しにヘッドラインメッセージ(その見出しで説明したいこと)を入れます。

・1.PMとは何か

   PMはプロジェクトの方向を決めるために最も重要な役割

・2.PMに必要なスキル

   PMにはマネジメント、情報収集、情報分析、コミュニケーションのスキルが必要

・3.現場で見つけた使えるPM・使えないPM

   使えるのは○○。使えないのは△△

・4.PMに必要なスキルの磨き方

   勉強するなら○○で学び、経験するなら△△な案件で実務経験する

・5.さらに評価されるPMになるには

   転職・求人市場での評価額と、その求められるレベルは○○

・まとめ

 

ここまでで、一度全体を通して、見出しの順序や内容に違和感が無いかを検証します。

見出しを書き上げた時点で最後まで書ける気になってしまうのですが、ここをグッと堪えて記事構成をしっかりと確定させることが大事です。

ここが確定すれば、ヘッドラインメッセージに沿って文章を書き込むだけなので、執筆自体は時間が掛かりません。

※参考記事の影響を受けて、後でアレコレと情報を付け足すことも時間が掛かる要因で、記事構成を最初に決めるのは、『余計な情報を入れない』ためです。

(3)SEOにも気を使う

高単価案件は一様にSEO対策を必須要件にしています。

SEOとはGoogleでキーワード検索したときに、検索順序を上げるための技術的な対策を意味します。

具体的には以下があります。

  • キーワード(PM、スキル)の出現率が○○%以上
  • 関連するワード毎の使用率が○○%以上
  • h2、h3見出しで使うキーワードに〇〇を使う
  • コピー率(他サイト記事の類似性)が○○%以下

これらは、特定のチェックツールを提供してもらい、納品事前に自己チェックします。

自分のブログをお持ちの方は、ブログ記事にもSEO対策を入れると記事構成が書きやすくなり、検索流入が増えたりする効果があります。

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5.それでもライティングに不安な時は

まだまだ自分でやれるのか心配だったり、不安な方もいるかと思います。

一人で案件受注するのが不安な方は、友人を誘って一緒に案件を取るか、案件サポートしてくれるココナラに頼るなどの手があります。

周囲に相談できる人がいなければ、本ブログの問い合わせフォームや私のTwitterに質問いただければ、できるだけ回答するようにします。

また、個人的にライティングに勉強は必要ないと思っていますが、25万部とWebライティングの世界では異常なくらい売れている教本があるので紹介します。

悩むことが一番の時間の無駄だと思うので、ちょっと無理かなと思ったら諦めるのも選択肢の一つです。

6.まとめ

Webライティングは、月数万程度であれば十分稼げます。ただ普通にやると時間効率が悪いので、

  • 継続案件の受注
  • 高単価案件の受注
  • 記事テーマの集約
  • 記事構成を定型化

することで、ほぼ自動的にライティングできるようになり、換算時給があがります。

最初からはなかなか思う通りには行かないですが、諦めずに継続することでどんどん効率が上がってきますので、まずはチャレンジするようにしましょう。

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