こんにちは。OGTです。
皆さんの中でもバイクのエンジンが掛からず、途方に暮れた方はいませんか?
今日の記事では、誰でもパニックにならずに冷静に対処する方法をご紹介したいと思います。
私の愛車も昨夜エンジンが全く掛からず、すぐに来てもらったディーラーさんにエンストの原因と対策をお聞きしました。
意外と知らないことも多かったので、皆さんのお役に立てるかと思います。
- エンジントラブルの原因
- エンジントラブルの対策
エンジントラブルの原因
エンジンが掛からない理由はいくつかありますが、ハーレーなら理由は一択
- ”バッテリー上がり”
昨年の夏にハーレーのフォーティエイト(XL1200X)を購入したのですが、冬場はどうもエンジンの機嫌が悪いようです。
昨夜も駐車場から出ようと、キーを差し込み・セルを回して・スターターを押したのですが、エンジンから”キュルキュル”と唸り声が上がり、しばらく弱々しく鳴いたあと、最後にプツンと切れてしまいました。
すぐに飛んで来たディーラーにも確認してもらいましたが、これはエンジン始動に必要なバッテリーパワーが不足している状態とのことでした。
*余談ですが、ハーレーはディーラーからの購入に限ります。親切丁寧にサポートしてくれます。安易に値段で決めてしまってはいけません。
来てくれたディーラーに聞きましたが、販売店の利益構造は車両購入費よりその後のメンテナンス費用に利益を乗せており、利益率3−4割というビジネスモデルになっています。
エンジントラブルの対策
微動だにしないフォーティエイト君を前にディーラーと二人で今後の対策方針について話しました。
”最後に乗ったのは2週間ほど前、今日も10Km走行していない”と話したところ、
2週間でも結構バッテリー放電される(公式でも最低2週間間隔で乗ることが推奨)。また、エンジン始動が一番バッテリーを消費するので、始動したら2000回転以上を保ちながら一時間は走行してくださいとのこと。こんなに気を使うものなのかと途方に暮れました。
対策としては、こんな感じです。
ブースターを常備
万が一エンジン始動しなくても、エンジンに直接充電可能なバッテリーがあります。
大きさもサドルバッグに収まる程度なので、常備しておけば心強い味方になりそうです。
値段はそこそこ張りますが、JAFも呼べない時間やひと気の無い場所でのトラブルを考えると、保険という考え方もできそうです。
ディーラーさん曰く、捻挫と同じで急遽充電した結果、いわゆるバッテリー劣化傾向が強くなるとも言っていたので、多用するのはお勧めしません。
どうも電気系統は同じハーレー機種でも個体差があるようで、年々バッテリー寿命は下がっているらしく、平均4−5年(最近のモデルでは2年で交換)というのが一般的らしいです。
リチウム型バッテリーに切り替える
バッテリーは一度でも上がると一気に寿命が短くなるとのことで、最近ではリチウムバッテリーに切り替えるライダーも多いようです。
そういえば純正バッテリーも出てました。
軽量でコンパクト、自己放電が少ないのでバッテリーが上がりにくいとのことでしたが、とにかく値段が高い(純正で6万円以上)で、過充電・過放電に弱いため、バッテリーが上がると、ブースターバッテリーによる”復活の呪文”が効かないとのことでした。
私のライドスタイルには合ってないのかなぁと思います。
乗る頻度を上げる
結局は、自己放電を上回る蓄電をすることが一番簡単な方法とのことです。
2000回転以上で連続1時間(空吹かしは意味が無い)走行というのが目安のようですが、都内はSTOP&GOが多く、なかなか電源供給に向かない環境です。また平日はなかなか時間が取れない上に、週末に雨・雪が降ったらもう乗れないので簡単では無いです。
ハーレーに乗り続けるにも努力が必要なのですね。
バッテリーを自己放電を軽減するために、バッテリーを車体から離す(マイナス端子を外す・ヒューズを抜く)のも良いようですが、シートもスイングアームも外さないといけないし、その割に効果もイマイチのようです。
まとめ
ここまで、ライダーが避けて通れないエンジントラブルの原因と対策についてお話しました。
- ブースターを常備
- リチウムバッテリーに切り替える
- 乗る頻度を上げる
といった対策についてご紹介させていただきました。
正直ハーレーと国産でトラブルの頻度が全然違うようなので、そもそも”乗り換える”という対策もあるにはあるのですが、ハーレー特有の高揚感に勝るバイクが無い以上は、私にその選択肢はありません。
皆さんも万が一のトラブルに備えて、安全に乗り続けていただけますよう。お気をつけて!!
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