ハーレーのバッテリー上がりを克服する

バイク

もう全然ダメ。

ハーレーのバッテリーはすぐにダメになります。対策ナシでは怖くて乗れません。

しばらく乗ってないと、本当に1週間乗ってないと、、、エンジンかからない。。

そんな乗り物あります?

何度も週末をムダにした経験から、バッテリー上がりを克服する情報をお届けします。

1.バッテリーの仕組み

バイクはセルを回すと、エンジンが回り始めます。このエンジンの回転を利用して、発電するのがジェネレータという部品の役割になります。

ジェネレータはエンジンの回転数によって、発電される電圧・電流が変わるので、これを整える必要があります。(レギューレータ)

このレギュレータを通して、整流された電気をバッテリーに貯めるのが大きな仕組みになります。

ちなみに、通常はセルを回した時にはクラッチを切ってます。この時は発電した電流がバッテリーに送電されることはありません。走行中に蓄電するのが基本になります。

2.バッテリー上がりの原因

バッテリー上がりという状態は、バイクのセルを回してもエンジンが回らない状態を指します。

(1)バッテリーの充電が足りていない

私のハーレー(XL1200X)の場合、回転数が1500以下、またはアイドリング状態では蓄電されません。週末しかバイクに乗れない場合、一般的には2000回転で1時間以上の走行が推奨されています。

週末しか乗れないのに、冬場や雨季は最悪です。この場合は別途充電が必要となります。

(2)そもそもバッテリーが寿命を迎えている。

ハーレーのバッテリーは寿命が2-3年と言われているようです。マジでか

そんな話をディーラーから教えてもらったことない。。。実際、色んなサイトを見ても本当にバッテリーの寿命は短いです。

一度でもバッテリーが上がると、捻挫と同じで癖になる(劣化)のです。。。。

3.バッテリー上がりの対策

前回似たような記事で、”週末は必ずツーリングして充電するぞ”と意気込んでましたが、やはり冬場はツラい。。。

これは文明の力に頼るしかないかということで、充電器を購入することにします。

これも色んな記事や動画で探しましたが、

”スポーツスター系は特にバッテリーがへたりやすく、充電器はほぼ必須”

ということでした。

充電器には2通りあり、

・トリクル充電:常にフル充電

・フロート充電:フル充電すると一旦電力供給が止まる。減ってくるとまた充電される。

過充電によるバッテリー劣化を避けるには、フロート充電が適していると思います。

4.バッテリー充電キット

ハーレーのバッテリーを充電するキットとしては以下があります。

いずれも12Vのバッテリー専用の商品になっており、防水対応してます。

こちらは、いわゆるハーレー純正品になります。純正ならではの安心感はありますが、やはり高いですよね。

こちらは『BATTERY TENDER』社の充電器になります。格段に安いですね。

ちなみに、駐車場にコンセントが無い場合は、ポータブル電源があると良いですよ。

有名なのは『jackery』ですね。

キャンプでも使えるので、一台あると使いまわしできそうです。

5.充電器の取り付け

バッテリーの充電器取り付けは、慎重に扱う必要があります。

手順を間違うと、電気系統が一気にダメになるらしいので注意ください。

・まず、エンジンは必ず切るように。間違ってセルを回さないように、キーも抜いておきましょう。

・次にバイク側のメインヒューズ(これが飛ぶと電気系が全部イカれる)を取り外します。(推奨)

さて、ここまでが事前準備で

バッテリーに充電器を接続するわけですが、バッテリーの黒と赤の日本の線に注意ください。

取り外すときは 黒(マイナス)→ 赤(プラス)の順番です。赤から外すと、ショートする可能性があります。

バイクのバッテリー側にコネクターがあれば、コネクターに差し込めば順番を気にしなくてよいです。ただ、コネクターを差し込んでから充電器側のコンセントを入れる(いきなり充電を避ける)必要があるので、手順に従ってください。

6.まとめ

まず充電をすることが大事です。走って充電するか、乗らない時期はバッテリーテンダーで充電を行いましょう。ただし、バッテリーの取り扱いには十分に注意してください。

バッテリー12Vは、かなり強力な電圧なので感電したり、ショートさせないように手順に従うようにしてください。わからないところはディーラーさんに聞いておくのが良いかと思います。

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