大阪に帰省しても良いのだろうか

雑談

こんにちは、OGTです。

昨日、菅総理よりGoToトラベルの一斉停止が発表されました。

頑なにGoToトラベルと全国の感染拡大との相関性については、調査・発表がなされていなかったので、このままGoToを推し進めるものと見ていました。

北海道(特に旭川)、大阪の医療施設を中心にクラスター発生から、医療従事者の不足から自衛隊看護官の派遣要請していますので、地域によっては深刻なダメージを負っているのは確かです。

ワクチンが全国供給されるまでは、このように局地的にピークに達することは予測できていたハズですが、今回発表されたメッセージは局地ではなく全国への緊急自体宣言と同義と感じます。

全国的に自粛ムードがぶり返してきたことから、さて今年の年末年始はどうしようか?と悩んでいる方はたくさんいると思います。

私も勤務地が東京・実家が大阪なので、この時期に帰っていいものかどうかを思案しており、いろいろ調べてみたいと思います。

 

全国の状況

先週末(12/13)NTTドコモでまとめた全国主要駅・繁華街での人出をまとめた結果、95拠点中57拠点で人出が増加しています。東京でも微増ですが、新宿・銀座・渋谷で増加しており、テレビで煽っているほど危機感を感じません。

以前より、国から東京都へ時短要請延長(2021/1/11まで)の一方で、国からはGoToトラベルは12/25までという、国と都の政策意図が噛み合わない状況です。

こういう状況から、緊急事態宣言発動された3−4月ほどの緊張感は無いといえます。

ただ、一方で確実に医療逼迫・崩壊寸前となっているエリアはあり、旭川・大阪市などは特に医療スタッフの不足で苦しんでおり、自衛隊派遣要請という異例な状況に置かれているのは間違いありません。

また、赤羽国土交通大臣からも発表があったように、GoToトラベルのキャンセルは無料(12/14-24)とのことで、代理店などは対応に追われているようですね。

新幹線の状況

JR東海の発表によると、12/25-1/5までの新幹線予約席数は前年比66%減。

先ほどEXアプリで調べると、確かにほぼ全ての時間帯で予約が可能という状態でした。同じくJAL・ANAでも検索しましたが同じ状況です。今年の年末年始は異常な光景になるでしょう。

大阪の状況

重症者の割合が高まり、医療逼迫がピークの大阪は12/29までを外出自粛期間としています。

吉村大阪府知事も府庁での囲み取材の中で、”年末年始は可能な限り帰省を控えて欲しい”と明言されていましたので、恐らく相当切羽詰まった状況にあるのでしょう。

実際に今月頭に病床の運用率が8割を超えており、ついに通天閣に赤いランプが灯りました。これに伴って飲食店も21時までの時短営業という状況です。ただ、先週末のデータによると中心部の大阪駅・なんば駅周辺では前週比10-15%減程度に止まり、住民の意識と役所の危機感に乖離があるようです。

大阪ではかなり詳しく感染状況を公表しており、特に

  • クラスターの大半が高齢者施設・医療施設で発生していること
  • 40代以上の陽性者割合が6割を占めること

ということから、発生経路と感染年代が特定できている印象を与えているのかも知れません。

実家に高齢の母親がいますので、帰省は控える方が良いのでしょうが、年1回の帰省をとても楽しみにしているので結構悩みます。

まとめ

憲法で移動に関する自由は守られるので、どんな状況になろうが帰省できないことは無いのですが、やはり調べた結果では、多くの方が年末年始をステイホームすることになるようです。

・新幹線・飛行機については、予約が取りやすく逆に密ではない

・帰省した後で繁華街に集まるからリスクが高まるわけで、それを避ければリスクは低い。

・帰省したときの周りの白い目が気になるが、繁華街の人出をみていると冷静に考えていそう

という状況から、十分に感染対策した上で帰省したいと思います。

皆さんにとっても特別な年末年始を迎えることになると思いますので、十分に気を付けてお過ごしください。

それではまた。

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