少し前に発表となったauの新料金プラン”povo(ポヴォ)”が気になってます。わたしが今auの従来プランで契約しているので、新プランに切り替えたら”本当に料金は下がるのか?”とか”従来のサービスと何が違うのか”がとても気になってます。
結論、今auの従来プランを契約している場合、”povo(ポヴォ)”は圧倒的にお得であることが分かったので、3月からのサービス開始に合わせて切り替えることをオススメします。
本日の記事では、auユーザがpovoに切り替える という点に絞ってます。
”忙しくて調べてられない”とか”面倒で二の足踏んでる”方に向けて説明させてくださいね。また、追加で私自身の料金プランも見直してみたので、参考になればと思います。
また、実際のWeb手順については、こちらを参考にしてみてください↓
au →povoへの契約変更やってみた。手続きと注意点を解説
1.povo(ポヴォ)って何?
そもそもpovoって名前って分かりにくいですよね。 pov(point of view ”新しい視点”) とovo (ab ovo(ラテン語で”最初から”))の造語らしいです。
英語のスラングで『貧乏』(poverty)という意味ではないかと指摘されています。
(1)povoの特徴
そんなことはどうでもいいですが、povoには以下の特徴があります。
- 月額2480円(5分以内のかけ放題は+500円)
- 月20GBのデータ通信枠
- eSIM対応
- オンライン特化型
- 4G・5G対応(5Gは2021夏予定)
月額2480円という大手キャリアでは一応最安値になっているのと、20GBも利用可能(私は自宅待機型で1GBも使ってませんが)ということです。
また、オンラインでの申込み・問い合わせが前提となりますが、そもそも店舗にいかずともチャット窓口で大概は解決できると思います。
(2)いままでの料金プランは何だったのか?
auの料金体系って非常に分かりにくくなってます。実際にauのサイトを見ていただければ分かりますが、【○○プランが △△円】 と大々的に書いていても、”家族割(3人以上)”と”2年契約”と”auスマートバリュー(自宅ネットとセット)”という値引きがフルに付いてようやくその料金になります。
純粋に値引き前のauおよびpovoの料金プランで比較してみました。
ちなみに20GBもあれば、こんなことができます。
- YouTube動画の再生は89時間(1日3時間)
- 映画のダウンロード6時間分
- LINE電話は53.2時間
- Apple Musicは595時間再生
よほど5G時代でデータ容量を消費しない限りは使い尽くすことは無いと思います。
また、不足した時用には、1GBあたり500円で購入可能です
(3)eSIM対応している
当然かもしれませんが、povoはeSIM対応しています。
eSIMは既にスマホに組み込まれているチップを使って、回線接続できるSIMです。
契約変更時にSIMが郵送されるのを待つ必要もないし、海外でその国の通信を即座に使うことができます。
(4)なんだかんだ言ってブランドの安心感
楽天や格安SIMと迷う人は多いと思いますが、やっぱり大手キャリアの回線普及率と速度には安心感があります。
携帯電話の周波数には帯域があり、700-900MHzのプラチナバンドと呼ばれる周波数領域があります。これは電波が回り込みやすい特性があり、建物内や地下でも通信可能なのですが、ここを大手3キャリアが占領しています(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)。
なので、楽天や格安SIMは周波数帯域を間借しなくてはならず、結果的に狭い帯域で通信しなくてはいけない構造になってます。
2.povo(ポヴォ)の気になる点
ここまででpovoのサービスを解説してきました。ネットでも多くの疑問や気になる点が落ちていたので、QA形式で解説していきます。
Q: au, UQ mobile , povo間のプラン変更で手数料はかかる?
A: 掛かりません。
「au」「UQ mobile」「povo」間の移行手続きにおいて、当面は「契約解除料」「番号移行手数料」「新規事務手数料 (UQ mobileでは、SIMパッケージ料金)」を一度請求させていただきますが、翌月以降の移行先のご利用料金から割り引きします。
Q: どこで申し込みするの?
A: 契約申し込みや手続きは全てオンラインになります。
手続きに関する詳細については、まだ公式な発表はありません。公式サイトでは、povo先行エントリーのキャンペーンやっているのでチェックすると良いです。
Q: iPhone対応できる?
A: 公式発表はありませんが、対応しない理由は無いですね。
(ひょっとするとiPhoneの機種毎に対応可否はあるかもしれません)
Q: povoに乗り換えた時に、au ID は引き継がれるの?
A: 引き継がれます
povo とau は別ブランドになるので、au で利用していたau IDは使えなくなるの?という疑問かと思います。公式サイトにはダイレクトに回答している箇所はないのですが、そもそもau IDは携帯の料金プラン(povoやau, UQmobile)の上位概念であるため、au IDが変更になることはありません。
Q: キャリアメール(ezweb.ne.jpやau.com)は使用できる?
A: キャリアメールは利用できません。
逆に必要ですか?と思いましたが、アカウントIDや送信先メールにキャリアメールを指定しているサービスがあった場合、変更手続きはちょっと面倒ですね。
あと、LINEのID検索が出来なくなる(年齢認証にキャリアメールを指定しているため)ことが、若干面倒かなと思います。
Q: 月額2480円以外に払わなくても良いの?
A: 2480円ポッキリです。
一応、追加トッピングというのがあって、必要な分だけをオプションとして申し込みできます。
- データ使い放題 24時間: 200円/24時間
- データ追加 1GB::500円/1GB
- 5分以内通話かけ放題: 500円/月
- 通話かけ放題::1,500円/月
3.従来プランとの比較
私のau料金プランを紹介しておきます。
合計(月7042円)
どうですかね? 毎月7000円ですので基本料の割には節約している気がします。
この中で必要なのは Phoneの故障紛失サポート(以前バイクから落として全額負担したので保険)くらいなので、2480円+979円 +消費税(10%) = 3805円ということで、ほぼ半額となりますね。
※ちなみに、マンションが光回線を入れられなかったので、ちょっと割高なケーブル事業者と契約しています。マンション対応されている方は同時にauひかりを検討されてはいかがでしょうか?
4.まとめ
いかがでしたでしょうか? 個人的にはとても勉強になりました。
いまauプランの方は圧倒的にpovoの恩恵に与ることができると思うので、これを機に見直しても良いかと思います。年間で4-5万円は節約になるかと思います。
さらにいまなら事前エントリーでau PAY残高3000円プレゼントのキャンペーンがあるので、公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか? <https://povo.au.com/> (※3/22でキャンペーン終了)
実際のWeb手順については、こちらを参考にしてみてください↓
au →povoへの契約変更やってみた。手続きと注意点を解説
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