先日郵送した開業届が税務署に受理され、本日から個人事業主になりました。
副業でも開業届を出した方がいいのかどうかについては、先日のブログを参考にいただければ良いかと思います。
開業届というとたいそうな手続きをイメージされるかも知れませんが、至ってシンプルです。届け出自体は10分程度で出来てしまうので、全体の流れをご説明します。
1.必要なもの
届出に必要なものには以下があります。
- 開業届・廃業届: 開業時に必要な届け出になります。
- 青色申告承認申請書: 年度末の確定申告を青色申告で行うために必要な承認依頼書です。
- 本人確認書類: 免許書、パスポート、在留カード、保険証などから一つ。
- 個人番号: マイナンバーカード等にある個人番号(届出に記入)
- 印鑑:
2.記入方法
開業届や青色申告承認への記入については、国税庁から申請書をダウンロードする方法がありますが、(国税庁ホームページ)
MoneyForwardでの申請をオススメします。Money Forward 開業届
MoneyForwardでは、いくつか事業に関する質問に回すると開業届・青色申告承認申請書を自動作成してくれます。(無料です)
3.提出方法
記入が完了し、必要書類を印刷したら最寄りの税務署へ提出します。なお、開業届を提出するために費用は一切かかりません。
提出方法には以下2つがあります。
(1)税務署へ直接提出する
必要書類と一応、身分証明(マイナンバー、印鑑、免許証)を持って、最寄りの税務署に提出します。(開業届に誤りがあったときには修正できるように身分証明を持っていったほうが良い)
申請が通ると無事に個人事業主です。この際、控えはもらうようにしておいてください。例えば初年度に小規模企業共済に加入する時など、確定申告などの実績がない場合に必要な局面があります。
(2)税務署へ郵送する
税務署は近くにない・税務署の受付時間に合わせられないときには、郵送でも大丈夫です。
控えを返送してもらう必要があるので、切手を貼った返送用封筒を同封しておく必要があります。送付用が94円(50g以内)、返送用が85円(25g以内)の切手が目安です。
届出の郵送から一週間で控えが返ってきました。
4.まとめ
ざっくりと開業届の流れを説明しました。作業自体は10分程度でできてしまいます。
必要書類をまとめ、MoneyForward(マネーフォワード)で届出を作成し、税務署へ提出すれば完了です。拍子抜けするほど簡単な手続きですね。
今年(2021年)の確定申告を青色申告で行う場合は3/15までに青色申告承認申請を提出する必要があります。青色申告のメリットは大きいので、開業届とセットで提出するのが良いかと思います。
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