副業初心者がWebライティングをやってみた感想

副業

今年から副業をはじめましたが、最初の2−3ヶ月は全く稼げない状況でした。

本業の関係で平日の日中帯は時間が取れないため、なんとか効率的に稼げないかと調べた結果、Webライティングで収益を上げることができました。

初心者の自分がライティングで稼げるのか?と結構心配でしたが、ちょっとした勇気と工夫があれば誰でも稼ぐことができる仕事だと思います。

今回は、初収益までの道のりや、やってみて良かったこと・悪かったことについて経験交えて紹介したいと思います。

1.初心者がWebライティングを始めるステップ

ここでは、Webライティングって何?という初心者だった私が、収入を得るまでに至ったステップを書いておきます。

(1)クラウドソーシングに登録する

すでに登録されている方も多いと思いますが、副業としてライティング案件を取るにはCrowdWorks(クラウドワークス) Lancers(ランサーズ)に会員登録することをオススメします。

登録自体は無料なので、いますぐ仕事を始めなくてもまずは登録するだけでも良いかと思います。

(2)タスク案件で実績を作る

クラウドワークス、ランサーズにはたくさんの仕事がありますが、最初は案件取れても納期に間に合わないかも?とかクライアントから騙されないか?というのが心配な方は、タスク案件というほぼアンケート回答に近い仕事があります。まず、”クラウドソーシングで仕事をする”ということに慣れることができました。

(3)初心者向けの仕事を受注する

タスク案件が終われば、こんどはちゃんとしたライティング案件に応募します。

とは言え、まだまだちゃんとした記事を書いたことがないので、案件名に『初心者歓迎』、『未経験可』というフレーズがあれば応募していました。

こういう案件はだいたい低単価なので、1,2件ほど受注したら次のステップに進む方が良いです。

(4)得意・専門分野の仕事を受注する。

ある程度慣れてくると、次は自分の得意分野・専門分野で書ける案件を探しました。

ライティングを続けるためには、得意な分野の仕事をしないと継続しない。

私の場合はリサーチが必要ですが、SE業界や金融系はある程度できると思ったので、キーワード検索して案件を探していきました。

たまたまSE業界の転職系サイトがクライアントが見つかり、いまもお仕事いただいていますが、SEの中でも結構ニッチな分野なので最初から文字単価2円以上あったと思います。

当然ながらクライアントが儲かっている業界は文字単価が高い傾向にあり、今だと仮想通貨、株式投資、クレジットカード、転職関連の案件は文字単価3円以上の案件はザラにあります。

(5)実績を作って単価交渉をする

同じクライアントから次の仕事を紹介されることがあります。

毎回、クラウドソーシング上で案件を探すのは大変なので、継続案件はとても有り難い。

継続でお仕事いただける理由としては、納品した記事の出来というよりは、納品までのコミュニケーションの取りやすさやスピードの方が大事だと思います。

運が良いだけかもしれませんが、これまでのクライアントさんは皆さん丁寧でスピーディに対応していただけるので、良好な関係で次の仕事を紹介していただいています。

こちらの実力はある程度分かっていただけると、単価を上げてもらう交渉をしたほうが良いですね。

 

2.Webライティングを始めてわかったこと

Webライティングの経験はなかったので、不当に安い単価ならどうしよう?納期に間に合わなければどうしよう?何度もリテイクされたらどうしよう?と心配してましたが、受注してみると思っていたより大丈夫だと分かります。

以下に実際にライティング案件をとってみて分かったことを書いてみます。

(1)単価が安い案件ばかりではない。

初心者〜中級者で文字単価1円程度が相場らしいです。

1000文字書くのに1時間は掛かりそうなので、時給1000円と考えると分かりかも。

クラウドワークスやランサーズには1円以上の案件は結構ありますし、”初心者可”の案件もあるので、下手に安売りしなくても良いかと思います。

ライティング案件を文字単価が低い順で並べると、こんな感じですね。

  • 商品レビュー 特定商品の感想や口コミをまとめる。
  • まとめ記事 ネットで調べた情報をまとめる。(『人気の○○10選』みたいな)
  • ブログ執筆代行 依頼者に代わり、ブログ記事執筆。まとめ記事系が多い。
  • コラム執筆 特定ジャンルについて、解説や経験談を書く

ある程度実績を積んでから、次のステップに進むのが良いかと思います。

(2)ライティングの勉強は必要ない

Webライティングのマニュアルが用意されている案件もあり、不明点があれば担当者へチャットできるので、どうすれば良いのか困ったことはありません。

マニュアルにはキーワードや記事構成が指定されており、既に骨組みができているケースがあります。

また、案件によってはライター向けの管理ツールを提供してくれるケースもあり、管理ツール上で執筆・入稿します。管理ツールに様々なSEO対策機能が付いており、キーワードの出現率、キーワードと関連度の高いワードの使用率、見出しの推奨ワード適用率、競合記事の文字数比較から、記事全体のSEOスコアを付けてくれます。

ブログを運営している方は、ライティングやSEOの勉強もできると思えば、多少単価が安くてもライティング案件を受注する価値はあるかと思います。

※どうしても心配なら、”これだけ読めば十分”と評判の本を紹介しておきます。

(3)初心者は工夫しないと案件受注できない

何も実績が無い時に、クラウドワークスやランサーズで案件を取るのは難しいです。

クライアントからすると、実績も付き合いもない初心者ライターと契約するのはリスクがあるので、なかなか受注に行き着かないのが普通です。

最初は私もとれなかったのですが、何度か試行錯誤しているうちに、以下の3つを変えただけで案件が取れるようになりました。

  • プロフィールを見直す
  • 提案文を見直す
  • 新着はすぐに応募する

これらについては、長くなるので『3.Webライティングで受注するには』で紹介します。

(4)書きたいものではなく、求められたものを書く

クライアントが何を求めているのかを理解する必要があります。システムエンジニアの記事ならば、エンジニア向けのスクールを紹介するのか?IT企業への転職先を紹介するので、記事のテイストが異なります。クライアントにとっては商品が売れるためにライティングをお願いしているはずなので、ライターが勝手に脚色したり焦点がズレた記事を嫌います。何度もリテイクを食らうライターも多いらしく、納期割れすることもあるようです。

 

3.Webライティングで受注するためには

初心者は提案が受注に繋がらないので、そのまま挫折するケースが多いようです。

以下3つを見直した結果、一気に3社の受注が取れるようになりました。

(1)プロフィールには自分の誠実さを書く

クライアントの立場からすると、途中で仕事を放り出されたり、仕事の内容を他所に持ち出されたり、まともな報連相ができない人の相手が一番面倒です。

初心者なら、先に”私はまともです”というのを証明するため、以下の2つをチェックしましょう。

①本人確認を完了させ、NDA(機密保持契約)を締結する。

②プロフィール文の構成を見直す(以下参考)

 

(2)提案文には相手にとってのメリットを書く

提案文には、クライアントにとってのメリットを書くようにしました。

対象の案件に対して、自分が記事にすることで何を提供できるのか?それができる根拠は何か?をアピールしていきます。

実際に案件を取ってきた提案文を公開しますので、参考にしていただければと思います。

”初心者だけども、こういう理由であなたに貢献できますよ”とアピールしないと誰も採用してくれません。案件とってからリサーチすれば良いだけなので、そんなに心配しなくても大丈夫かなと思います。

また、提案文は長すぎると読まれません。短く端的に伝えることが重要なので、多くても10行以内にしています。

(3)新着案件にはすぐに応募する。

クライアントは時間が無いので、応募期限前に良い人が応募してきたら前倒しで契約してくれるところが多いです。

案件を探すときは、まず新着案件からピックアップして少しでもできそうな案件があれば、まず応募するようにします。

期限前に納品するのも大事ですが、これまでの経験からは契約までのスピード感の方が大事で、ここで良い印象を持ってもらえると案件終了後も別の仕事を回してくれることがあります。先週は3社中2社から継続の依頼をいただいています。

 

あとは自分に向いてて、競合が少ないニッチ案件が見つかれば案件は取りやすいですね。

私はシステム開発会社に在籍しているので、PMやPMOといったITエンジニア特有のテーマであればある程度ライティングができるイメージがありました。こういうのは案件に対して応募者もそんなに多くないので、ほぼ100%契約いただきました。

みなさんも自分の仕事・学校・サークル・バイトなどの過去経験をフル稼働させれば、どれかは引っかかる案件はあるかと思います。

 

4.それでもライティングに踏み切れないとき

私もなかなかライティング案件に提案できない期間がありましたので、最初はハードルの低い案件タイプから始めました。

クラウドワークスやランサーズで紹介されるWebライティング案件には、プロジェクト型とタスク型の案件があります。タスク案件は以下のように検索条件にチェックを入れます。

 

プロジェクト型はこちらの提案が採用されない限り仕事に、タスク型はすぐに作業を始められます。

タスク型は、すぐに作業ができるのと担当者と会話することもないので、気軽に始められます。クラウドワークスやランサーズの操作に慣れるという意味で、まずタスク案件から始めた方が良いです。

タスクは数10円くらいなので、2・3個消化したら次のプロジェクト型に応募しましょう。

5.次に繋がる仕事のやり方を

初心者のうちはとにかく、レスポンスの速さが大事。

特にクライアントは相手が見えないので、レスポンスが無いとちゃんと仕事が進んでいるのか不安です、なので連絡をもらったらすぐに返事するようにしています。

納期も前倒しできるなら、できるだけ早く納品した方が良いです。クライアントも記事をチェックしないといけないので、希望納期より前倒しすることで相手の時間を奪わなくて済みます。最初は頑張り過ぎて、4000−5000文字の記事を契約当日に納品していました。

また、ライティングは初心者だけども専門分野があることを匂わすのも良いです。

こちらがライティングできる分野もお伝えすると、”それなら、○○という記事も書けますか?”と持ちかけられます。大体1記事を書くためにリサーチしたネット資料は、記事テーマが少し変わっても転用できるので非常に効率的です。

稼ぎ続けるにはコツが必要で、正攻法でやってても時間を無駄に使うだけです。別の記事で稼ぐコツに付いて解説しているので、参考までにどうぞ→初月5万円達成!Webライティングで稼ぐコツ

あとは、”出来ないこと”や”納期に間に合わない”という悪いニュースは早く伝える必要があります。我々は報酬がもらえないだけですが、クライアントはいろんな部署に迷惑を掛けてしまうので、少しでも不安があれば真っ先に連絡するようにしましょう。

 

6.ライティングはそんなに甘い世界ではない

ライティングの世界はこんなに甘いものではなく、悪いクライアントに捕まったり、継続案件が突然途切れたりと、自分ではどうしようもないことが沢山あります。

常に新しいクライアントを開拓し続けなければならないので、フリーランスでやっていくのは相当大変かなと思いました。

いまのうちから、リスクを回避するために

・クラウドソーシング経由ではなく、優良クライアントと直接交渉

・学んだWebライティングとSEOスキルで、自分のブログを育てる

こういう足場を固める戦略が大事かなと思います。

いまは月5万を維持することを目標にして、しっかり足場を固めていきたいと思います。

7.まとめ

今回はWebライティングについて紹介しました。

まだまだ始めたばかりですが、一番大変だった『ゼロから初収益』をお伝えすることができて良かったです。

副業を始めても、なかなか収益に繋がらなくて辞めていく方も多いので、非常にもったいないと思います。やり方次第では1週間で変わるので、一人でも多くの方がライティングの魅力と可能性を感じていただけると嬉しいです。

まずは、CrowdWorks(クラウドワークス) Lancers(ランサーズ)に会員登録することをオススメします。

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